虹のある風景
lyric+music サンペイシュンスケ
瞼に映る 見覚えない景色 不確かな記憶を辿って
探すあてもなく 見つかるはずもなく 彼方の影を眺める

あー ここに広がる 透明な静寂
瞬間 意識を満たす声

不意に浮かぶ ひとつの旋律 わずかな可能性を なぞって
一人静かに 繰り返してみる 鮮明な不安定な世界で

ねえ 君に聞こえる? 誰に聞いてる? 続きを描ける?
答え合わせも 出来ないみたいだな いいや ひとつ ひとつずつ

単純な言葉を 重ねて やめて 揺らいで 揺らいで 揺らいで
静寂の中では ひとつの歌も 歌えない 歌えない 歌えない

時の隙間に 答えを見つける
不確かな記憶なら 塗り替えてしまえばいいだけ

今 僕に見える空は 透明で 七色の光 浮かぶ、浮かぶ、浮かぶ―――。

開いたこの眼は 見慣れた景色を 映して 映して 映して
不確かなものなど ここには何も 見えない 見えない 見えない

微かに揺らめく光は虹を描いて 描いて 描いて
透明な空には 他には何も要らない 要らない 要らない

要らない 要らない 要らない

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